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はじめに
- テーマ:ご覧頂きありがとうございます。 本記事では、mineoの「マイそく」プランにおけるテザリングの可否や、その使用感について詳しく解説します。
- ポイント: 「mineo マイそくプランを使っているが、テザリングが可能なのか?」という疑問を持つ方や、速度や制限に関する不安を感じているユーザーのために、実際の使用体験や速度制限の影響についてお伝えし、適切な利用方法をアドバイスします。
mineo マイそくの基本情報
- マイそくの概要:
- 料金プランとデータ容量の特徴: mineoの「マイそく」プランは、低価格で使える通信プランです。特徴として、通常の通信速度が他のプランと比べて制限されており、最大1.5Mbpsや32kbpsに制限されることがあります。しかし、その分、月額料金が非常に安価で、コストを抑えつつスマートフォンを使いたい方に適しています。
- 一般的な利用シーン: マイそくは、動画視聴やオンラインゲームには向きませんが、SNSやテキスト中心のウェブ閲覧など、軽いデータ使用には十分な速度です。また、低価格なため、サブ回線や通信費を抑えたい人に最適です。
- mineoでのテザリング対応状況:
- マイそくプランにおけるテザリングの可否: mineoの「マイそく」プランではテザリングが可能です。しかし、テザリング時も通常の通信速度制限が適用されるため、接続台数や使用シーンによっては速度不足を感じることがあります。
- 公式情報: mineoの公式サイトでも、テザリングが可能であることが明記されています。ただし、特定の時間帯(昼間の12時~13時)に速度制限が厳しくなるため、この時間帯にテザリングを利用する場合、速度がかなり遅くなる点には注意が必要です。
テザリングの使い方
- 設定方法:
- Androidでのテザリング設定手順:
- 設定アプリを開く。
- 「ネットワークとインターネット」を選択。
- 「ホットスポットとテザリング」をタップ。
- 「Wi-Fiホットスポット」をオンにする。
- ホットスポットの名前やパスワードを必要に応じて設定し、他のデバイスを接続します。
- iPhoneでのテザリング設定手順:
- 設定アプリを開く。
- 「モバイル通信」を選択し、「インターネット共有」をタップ。
- 「ほかの人の接続を許可」をオンにする。
- Wi-Fiの名前とパスワードが表示されるので、他のデバイスから接続します。
テザリング実際の速度
テザリング時の通信速度の実際ライトプラン
- 時間帯別の速度計測結果:
テザリング使用時の速度は時間帯によって異なりますが、以下は朝と夜間の計測結果です。- 8時台計測結果: 0.3mbps
- 20時台計測結果: 2Mbps
この速度では、基本的なブラウジングやメールチェックには問題なく対応できますが、画像を含むページの読み込みには多少の時間がかかります。
- 8時台計測結果: 0.3mbps
- ブラウジング:
- テキスト中心のページ: 文字だけで構成されたページの閲覧はストレスなく行えます。ニュースサイトやブログ、SNSのタイムラインの閲覧は問題なくこなせます。
- 画像を含むページ: 画像の読み込みにはやや時間がかかるため、写真やイラストが多いページでは待機時間が発生することがあります。
- メールチェック (Gmail):
Gmailなどのメールサービスは通常速度で問題なく利用できます。メールの送受信や軽い添付ファイルのダウンロード・表示も特に遅延を感じません。 - YouTube:
- 低画質(144p〜240p): 低画質設定にしておけば、YouTubeの動画再生も問題ありません。音声の遅延もなく、スムーズに視聴が可能です。高画質での視聴は厳しいですが、軽い利用ならストレスを感じないでしょう。
- テキスト表示中心のアプリやサービス:
- チャットやメッセージングアプリ、テキストベースのニュースアプリなどは、速度が遅くても十分に快適に使えます。文章を中心に利用する場合は問題なく通信が行えます。
データ消費量と制限
- データ消費量の確認:
テザリングを利用する際、どれくらいのデータ量を消費するかは、利用するアプリやサービスによって大きく異なります。以下は、一般的な使用シーンの例です。- YouTube視聴:
低画質(144p~240p)のYouTube動画を1時間視聴した場合、約300MB〜500MBのデータが消費されます。中画質(480p)にすると約700MB〜1GB、HD画質(720p)以上になると1.5GB以上が必要です。テザリング利用時は、できるだけ低画質に設定することでデータ消費を抑えることが重要です。 - ウェブブラウジング:
テキスト中心のサイトやニュース記事の閲覧は、1ページあたり約1MB~5MB程度ですが、画像や動画が多いページの場合は1ページで10MB~50MBほど消費することがあります。 - メール送受信:
テキストだけのメールは1通あたり数KB程度しか消費しませんが、添付ファイル(画像やPDF)が含まれると、その分データ消費が増加します。添付ファイルのサイズが大きいほど、より多くのデータを消費します。
- YouTube視聴:
- データ制限時の影響:
通信制限により速度が低下した場合、特にテザリングでどの程度のことができるかは気になるところです。mineoではデータ制限時の速度が300kbpsになるケースがあり、この速度での利用がどこまで可能かを考えてみます。- 300kbpsでのテザリング利用:
- ブラウジング:
テキスト中心のウェブページはある程度問題なく閲覧できますが、ページ全体が表示されるまでに少し時間がかかります。画像が多いページや広告が多いページでは、読み込みにかなり時間がかかることがあります。 - メールチェック:
通常のメールの送受信は問題なく行えます。ただし、添付ファイルのダウンロードや送信に時間がかかる可能性があります。 - YouTube視聴:
300kbpsでは、最も低画質(144p)の動画再生がかろうじて可能です。動画のバッファリングが頻繁に発生するため、スムーズな再生は難しいかもしれません。 - SNSやメッセージングアプリ:
テキストの送受信は問題ありませんが、画像や動画の送受信には時間がかかることがあります。InstagramやTikTokなどのメディア中心のアプリは、利用が厳しくなります。
- ブラウジング:
- 300kbpsでのテザリング利用:
テザリング利用のメリット・デメリット
- メリット:
- 非常用Wi-Fiとしての活用:
家や外出先でWi-Fi環境がない場合、スマートフォンのテザリング機能を利用すれば、パソコンやタブレットなど他のデバイスもインターネットに接続できます。急な仕事やリモート会議にも対応できるため、非常用のWi-Fiとして非常に便利です。 - 低価格プランでもテザリング可能:
低価格のデータプランであっても、テザリング機能を使える点は大きな魅力です。特にmineoのようなプランでは、安価にインターネット接続を共有できるため、コストを抑えつつ、スマホ1台でさまざまなデバイスの接続をまかなえます。
- 非常用Wi-Fiとしての活用:
- デメリット:
- 通信速度の安定性に不安がある:
特に混雑する時間帯には、通信速度が大きく低下することがあり、安定したインターネット接続が必要な作業に影響を与える可能性があります。動画視聴や大きなファイルのダウンロードには不向きな場合があります。 - データ消費が早い:
テザリングはデータ通信量を多く消費するため、データ容量に余裕がない場合はすぐに制限がかかることがあります。大容量の作業や連続したインターネット利用には、通常のWi-Fi環境のほうが適しています。
- 通信速度の安定性に不安がある:
まとめ
- 結論:
mineo マイそくではテザリングを利用することが可能ですが、利用時には通信速度やデータ制限をしっかり理解しておくことが重要です。特に混雑時には速度が大幅に低下するため、用途に合わせた慎重な利用が求められます。テキスト中心の作業やウェブ検索など、必要最低限のインターネット利用には十分対応できますが、動画視聴や大容量のファイル転送など、データを多く消費するアクティビティには不向きです。 - 推奨ユーザー:
mineo マイそくのテザリングが適しているのは、予算を抑えたい人や、インターネット利用が軽めなユーザー層です。例えば、外出先で緊急時にのみインターネットを利用したい人や、メールやテキスト中心の仕事をする人には十分な機能です。逆に、常に高速で安定した接続を必要とする方には他のプランやWi-Fiの利用を検討することをお勧めします。
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