
Nothing Phone 3a vs POCO X7 Pro 徹底比較|違い・性能・買うならどっち?
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はじめに
2025年春、5万円台で購入できる高性能スマートフォンとして注目を集めているのが 「Nothing Phone 3a(56,000円)」 と 「POCO X7 Pro(3万円台)」 です。いずれも価格を超えたスペックを備え、ミドルハイ〜ハイエンドに迫る性能で、コスパ重視のスマホ選びにおいて有力な選択肢となっています。
本記事ではこの2機種を徹底比較し、「どちらが自分に合っているか?」 をわかりやすく解説していきます。
ざっくり結論
- 個性的なデザイン・ソフトウェア体験、完成度の高い日常使い重視なら Nothing Phone 3a(56,000円)
- 性能・ゲーム・急速充電などコスパの高さを重視するなら POCO X7 Pro(3万円台)
それぞれに異なる強みがありますので、スペックやカメラ、ソフトウェアなどの比較を通じて、自分に合った一台を見つけてください。
Nothing Phone 3a が 36,900円!
スペック比較表
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項目 | Nothing Phone 3a | POCO X7 Pro |
---|---|---|
価格 | 56,000円 | 予想:3万円台後半 |
プロセッサ | Snapdragon 7s Gen 3(最大2.5GHz) | Dimensity 8400-Ultra(最大3.25GHz) |
メモリとストレージ | 8+128GB / 12+256GB | 8+256GB / 12+512GB |
ディスプレイ | 6.77インチ AMOLED(FHD+ / 120Hz / 3000nits) | 6.67インチ AMOLED(1.5K / 120Hz / 3200nits) |
メインカメラ | 50MP(OIS/EIS)+ 50MP望遠 + 8MP超広角 | 50MP(OIS)+ 8MP超広角 |
フロントカメラ | 32MP | 20MP |
バッテリー | 5000mAh / 50W充電 | 6000mAh / 90W充電 |
重量 | 201g | 195g(プラ)/198g(PU) |
防水防塵 | IP64 | 記載なし |
OS | Nothing OS 3.1(Android 15) | HyperOS 2(Androidベース) |
おサイフケータイ | 対応 | 非対応 |
その他特徴 | Glyphインターフェース、3年OSアプデ | Dolby Atmos、赤外線ブラスター |
コメント・所感
Nothing Phone 3aは、個性的なGlyphインターフェースと洗練されたデザイン、そして日本向け機能(おサイフケータイ・防水)に対応しており、スマートで完成度の高い日常使いを重視するユーザーにおすすめです。
一方のPOCO X7 Proは、ハイスペックSoCと大容量バッテリー、高速充電を武器に、ゲームやハードな使用にも耐えるパワフルさが魅力。特に3万円台で手に入るなら、価格対性能では驚異的な1台です。
どちらも魅力的ですが、「デザイン・ソフト体験・安心感」ならNothing、「性能・コスパ」ならPOCOという選び方が最適でしょう。
処理性能・ゲーム性能の比較
両モデルとも4nmプロセスの最新チップを搭載し、日常用途からゲームまで快適に動作します。ただし、プロセッサのグレードやGPUの性能に差があり、性能重視の方には見逃せないポイントです。
プロセッサ比較
- Nothing Phone 3a:Snapdragon 7s Gen 3(最大2.5GHz / 8コア)
- POCO X7 Pro:Dimensity 8400-Ultra(最大3.25GHz / 8コア)
POCO X7 Proは最新のDimensity 8000番台シリーズで、高クロック・ハイパフォーマンス設計が特徴。Snapdragon 7s Gen 3も優れたバランス型SoCですが、GPUやゲーム性能においてはPOCO X7 Proが一歩リードします。
GPU性能
- Nothing Phone 3a:Qualcomm Adreno GPU
- POCO X7 Pro:Mali-G720 GPU
Mali-G720は最新世代のミッド〜ハイレンジ向けGPUで、高負荷なゲームでも快適なグラフィック描画が可能です。特に3Dグラフィックの滑らかさや発熱管理の面でも優れています。
メモリ・ストレージ性能
- Nothing Phone 3a:最大12GB RAM + UFS不明(おそらくUFS 2.2〜3.1)
- POCO X7 Pro:最大12GB RAM + UFS 4.0
POCO X7 Proは最新のLPDDR5X RAM + UFS 4.0を採用しており、アプリの起動速度やゲームの読み込みも高速です。Nothing Phone 3aのストレージ規格は未公表ですが、比較的控えめの可能性があります。
ディスプレイ応答性
- Nothing Phone 3a:1000Hz タッチサンプリング
- POCO X7 Pro:最大2560Hz 瞬間タッチサンプリング(ゲームターボ時)
タッチ応答性はどちらも非常に優れていますが、ゲームターボモード使用時はPOCO X7 Proがより高精度です。FPSやアクションゲームでは操作の遅延が少なく、優れたプレイ体験が期待できます。
総合評価
高い処理性能とゲーミング性能を求めるならPOCO X7 Proが圧倒的に優位です。Nothing Phone 3aも普段使いや軽めのゲームでは快適ですが、ヘビーユーザーにはやや物足りないかもしれません。
ディスプレイ比較
Nothing Phone 3a と POCO X7 Pro はどちらも高品質な AMOLED ディスプレイを採用していますが、解像度や明るさ、色深度、タッチレスポンスなどに違いがあります。以下で詳しく比較してみましょう。
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項目 | Nothing Phone 3a | POCO X7 Pro |
---|---|---|
ディスプレイサイズ | 6.77インチ フレキシブル AMOLED | 6.67インチ CrystalRes AMOLED |
解像度 | 1080 × 2392(FHD+) | 2712 × 1220(1.5K) |
画素密度 | 387ppi | ~446ppi |
リフレッシュレート | 最大120Hz(アダプティブ) | 最大120Hz(AdaptiveSync) |
タッチサンプリング | 1000Hz | 480Hz / 瞬間最大2560Hz |
ピーク輝度 | 3000ニト | 3200ニト |
通常時の輝度 | 800ニト | 700ニト |
色深度 | 10bit(10億7000万色) | 12bit(68億色) |
PWM調光 | 216Hz | 1920Hz |
HDR対応 | 非公表 | Dolby Vision / HDR10+ |
ガラス素材 | Panda ガラス | Gorilla Glass 7i |
認証 | 非公表 | TÜV認証(低ブルーライト / フリッカーフリー など) |
まとめ:
- 明るさ・解像度・色再現性では POCO X7 Pro に軍配。
- サイズやスムーズなタッチレスポンスを求めるなら Nothing Phone 3a も魅力。
- 両機ともリフレッシュレートは120Hz対応で、日常操作やゲームも快適。
カメラ性能の比較
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機種 | Nothing Phone 3a | POCO X7 Pro |
---|---|---|
メインカメラ | 50MP Samsung / f1.88 / 1/1.57インチ / OIS + EIS | 50MP / f1.5 / 1/1.95インチ / OIS |
望遠カメラ | 50MP / f2.0 / 2x 光学ズーム、最大30x ウルトラズーム | 非搭載 |
超広角カメラ | 8MP Sony / f2.2 / 120° FOV | 8MP / f2.2 / 画角不明 |
フロントカメラ | 32MP Samsung / f2.2 / 視野角89° | 20MP / f2.2 |
動画撮影(リア) | 詳細未公開(8K非対応と予想) | 4K 60fps / スローモーション最大960fps(1080p/720p) |
動画機能 | Glyphフィルライト、モーションキャプチャー、ナイトモードなど | 監督モード、デュアルビデオ、動画ログ形式、ShootSteadyなど |
まとめ
Nothing Phone 3aは望遠カメラを搭載しており、2倍の光学ズームや30倍ウルトラズームなど「遠くを撮る」場面で優位です。一方、POCO X7 Proは動画機能が豊富で、4K/60fps撮影や多彩なプロ向けモードに対応しており、動画重視のユーザーに適しています。
バッテリー持ち・充電性能
- Nothing Phone 3a
-
- バッテリー容量:5000mAh
- 充電速度:最大50W急速充電
- リバースワイヤード充電:7.5W対応
- フル充電にかかる時間:約56分
- 50%充電までの時間:約19分
日常使いには十分なバッテリー持ちに加えて、50Wの急速充電によりスピーディーな充電が可能です。リバース充電も対応しており、他デバイスへの給電もできます。
- POCO X7 Pro
-
- バッテリー容量:6000mAh(標準値)
- 充電速度:最大90W ハイパーチャージ
- 付属充電器:90W対応充電器が同梱
大容量6000mAhバッテリーを搭載し、さらに90Wの超高速充電に対応。短時間で大きく充電できるため、ゲームや動画視聴などのヘビーユースにも安心です。
結論:
バッテリー持ち・充電性能では、大容量バッテリー+超急速充電対応のPOCO X7 Proが優勢です。ただし、Nothing Phone 3aもリバース充電など機能面での強みがあります。
ソフトウェア・機能の違いを比較
- OS・独自UI
-
Nothing Phone 3a は最新の Android 15 をベースとした Nothing OS 3.1 を搭載。ほぼ素のAndroidに近いUIでありながら、GlyphインターフェースなどNothing独自の工夫が施されています。軽快な操作性と定期的なアップデートも魅力です(3年のOSアップデート保証 / 6年のセキュリティパッチあり)。
一方 POCO X7 Pro は HyperOS 2(旧MIUI系)を搭載。高機能でカスタマイズ性が非常に高いUIで、ゲーム機能や電源管理などが強化されていますが、プリインストールアプリがやや多めな傾向も。 - ユニーク機能
-
Nothing Phone 3a の代名詞とも言えるのが「Glyphインターフェース」。LEDで通知・充電状況・タイマー・音楽連動・Googleカレンダー連携など多機能に光って知らせてくれる唯一無二の体験を提供します。
POCO X7 Pro は Game Turboモード によるタッチ精度や応答性の最適化、赤外線ブラスターによる家電操作、動画ログ撮影・4K/60fps対応、Dolby Vision など、映像・音響・エンタメ機能が充実しています。 - おサイフケータイ・NFC
-
Nothing Phone 3a は FeliCa対応(おサイフケータイ) を公式にサポート。SuicaやQUICPay、iDなど、日本での非接触決済に対応しています。
POCO X7 Pro も NFC は搭載していますが、FeliCa/おサイフケータイには非対応。Google PayなどのNFC決済のみ対応となります。 - アップデート保証
-
Nothingは公式に「3年のOSアップデート、6年のセキュリティパッチ」を明言しています。
POCO X7 Proについてはアップデートの詳細な保証期間は公表されていないものの、Xiaomiの近年の傾向から、2〜3年程度のアップデート対応が予想されます。 - 利便性・その他
-
POCO X7 Pro には 赤外線ブラスター、画面内指紋認証、AI顔認証、デュアルスピーカー など日常使いに便利な機能が豊富に搭載されています。
Nothing Phone 3a も指紋認証・顔認証・防塵防水(IP64)・eSIM対応など基本的な使い勝手はしっかり確保しています。
価格とコスパの違い
価格帯は両機種ともミドルレンジに分類されますが、購入ルートやキャンペーンの有無で実質価格に差が出てきます。
Nothing Phone 3aの価格
- 新品価格:55,000円(公式価格)
- 楽天モバイル価格:36,900円
- 下取り適用時:実質21,600円
楽天モバイル経由での購入で大幅な割引が適用され、下取りを活用すれば2万円台前半という破格の価格で手に入れることが可能です。
POCO X7 Proの価格
- 新品価格:50,000円(グローバル価格参考)
POCO X7 Proは元々の価格が抑えられており、ハイスペックながら5万円前後で購入できる点が魅力です。
コストパフォーマンスまとめ
- 実質価格の安さではNothing Phone 3aが有利(楽天モバイル&下取り)
- スペックと価格のバランスを取るならPOCO X7 Proも非常に優秀
価格重視のユーザーには楽天モバイルでのNothing Phone 3aが魅力的。一方で、ゲーム性能やバッテリー性能などスペック重視で考えるならPOCO X7 Proもコスパが高い選択肢です。
総合評価・どちらを選ぶべきか
Nothing Phone 3aとPOCO X7 Proは、どちらもミドルレンジの中では非常に完成度の高いモデルです。選ぶポイントは「デザインと独自性」か「性能とコスパ」のどちらを重視するかにかかっています。
Nothing Phone 3aが向いている人
- 他にはないデザイン(Glyphインターフェースなど)に惹かれる人
- 日常使いで十分な性能を求める人
- 楽天モバイルなどの割引を活用してコスパ良く入手したい人
- おサイフケータイやeSIM、長期ソフトウェアサポートを重視する人
POCO X7 Proが向いている人
- ゲームや重めの作業もこなせる処理性能を求める人
- リフレッシュレートやタッチ精度など、ディスプレイ性能にこだわる人
- バッテリー持ちや充電速度の良さを重視する人
- 最大512GBのストレージなど、大容量を活用したい人
結論
見た目や独自性、使い勝手の良さで選ぶならNothing Phone 3a。
スペック重視で、よりパワフルなスマホを探しているならPOCO X7 Pro。
どちらも価格以上の満足度を得られる端末ですが、用途や好みに合わせて選ぶのがベストです。
よくある質問(FAQ)
- Q. 買って後悔しないのはどっち?
- デザインや使い心地を重視する人はNothing Phone 3a、性能やゲーム用途を重視する人はPOCO X7 Proを選べば満足度は高いでしょう。価格差が少ないので、自分の使い方に合った方を選ぶのが後悔しないポイントです。
- Q. 発熱はどう?
- どちらも発熱対策はされていますが、POCO X7 Proは高性能な分、重いゲーム時に若干熱を感じやすいです。Nothing Phone 3aは普段使いではほとんど気になりません。
- Q. サポートやOSアップデートの安心感は?
- Nothing Phone 3aは「3年のAndroidアップデート」「6年のセキュリティパッチ」が明言されており、長期的な安心感があります。一方、POCO X7 Pro(Xiaomi系)はアップデート対応期間がやや短く、サポート面でやや不安が残る場合があります。
- Q. 防水・防塵性能はどう?
- Nothing Phone 3aはIP64等級の防塵防滴に対応しており、軽い水しぶきや埃にはある程度耐えられます。POCO X7 Proは公式には防水性能が明記されておらず、取り扱いに注意が必要です。
- Q. バッテリー持ちはどちらが上?
- POCO X7 Proは6000mAhの大容量バッテリーを搭載しており、バッテリー持ちは非常に優秀です。Nothing Phone 3aも5000mAhで1日はしっかり使えますが、連続使用時間ではやや劣る可能性があります。
- Q. カメラ性能の違いは?
- Nothing Phone 3aは50MPのメイン・望遠・超広角の3眼構成で、望遠ズームも強みです。POCO X7 Proも50MPの高精細カメラを搭載していますが、望遠なしの2眼構成です。ズーム性能や色味の自然さはNothingがやや優位です。
- Q. おサイフケータイは使える?
- Nothing Phone 3aはFeliCa対応でおサイフケータイが利用可能です。POCO X7 Proは非対応のため、モバイルSuicaやQUICPayなどを使いたい場合は注意が必要です。
- Q. デザインの違いは?
- Nothing Phone 3aは透明感のある個性的な背面デザインと「Glyphインターフェース」が特徴です。POCO X7 Proはやや無難なデザインですが、カラバリと質感にこだわりがあります。見た目重視ならNothingが優勢です。
購入リンクまとめ
Nothing Phone 3a
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