mineo マイソクは本当に格安固定回線になる?動画視聴やスマホゲームで実際に試してみた
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はじめに
mineoって言えば格安SIMで有名ですが、最近「マイソクプラン」っていう新しい使い方ができるプランが登場しています。マイソクプランは、特定の時間に高速通信ができるプランで、これまではモバイル通信メインだったmineoを、固定回線として使えるんじゃないか?って考えてる人も増えてきています。
そもそも「マイソクプラン」って何?と思うかもしれませんが、要するに、土日とか平日でも決まった時間にお得な料金で高速データ通信ができるプランです。通信費をできるだけ抑えたい人にぴったりの選択肢かもしれません。
「固定回線」とは?(著者の定義)
そこで、まず「固定回線」って何かという話をしておきますね。私の「固定回線」って、こんな感じの使い方です。
- 土日には動画を4〜5時間見たり、その間にスマホも同時に使う。
- 平日には、スマホゲームしたり、メールチェックしたりと、ちょっと軽めのインターネット利用。
こういう使い方に、mineoのマイソクプランが実際に固定回線の代わりになるのかどうか、この記事で実際に試してみたので、詳しく紹介していきます!
2. mineo マイソクの基本情報
料金プランの紹介
プラン名 | 音声通話+データ通信(デュアルタイプ) | データ通信のみ(シングルタイプ) |
---|---|---|
プレミアム(最大3Mbps) | 2,200円 | – |
スタンダード(最大1.5Mbps) | 990円 | – |
ライト(最大300kbps) | 660円 | – |
スーパーライト(最大32kbps) | 250円 | – |
※月曜~金曜の12時台は最大32kbpsとなります。音声通話は制限時間中も問題なくご利用いただけます。
※混雑回避のための速度制限(3日間で10GB以上利用時)および通信最適化の適用が必須となります。
※記載の通信速度はベストエフォート方式による提供となり、実際の通信速度は、通信環境やネットワークの混雑状況に応じて変化します。
参照元 mineo
他の固定回線との比較
たとえば、GMOとくとくBBのプランは月額1,865円で、mineoのマイソク スタンダードなら約半値で利用できます。
実際にmineo マイソク(1.5Mbps)を使用してみた
動画視聴のテスト(土日編)
週末に動画を楽しむために、YouTubeやAmazonプライムを利用してみました。
- YouTube: 480pでスムーズに再生でき、ストレスなく視聴可能でした。
- Amazonプライム: 初回再生時に数秒の待機がありましたが、最高画質でも問題なく視聴できました。
PCとスマホの同時使用時の感想
スマホでブラウジングをしながら、パソコンで動画を再生しても特に問題ありませんでした。快適に両方のデバイスを同時に利用できる印象です。
平日の利用感(スマホゲームとメールチェック編)
平日にスマホゲームやメールチェックを行った際の体験をまとめました。
ゲームプレイ時のラグや通信の安定性
ゲームを起動する際に少し時間がかかりますが、プレイ自体には問題ありませんでした。ラグも少なく、比較的安定して遊ぶことができました。
ジャンル的には
- ツムツム 快適さ 7
- FGO(オンラインロールプレイング) 快適さ 3
- ポケモンGOやドラクエウォーク 快適さ 3
- Minecraft 快適さ 5
どのゲームもアップデートはWiFiじゃないと厳しかったです。
メールやSNSチェック時の速度感
昼の制限時間以外は、特に速度にストレスを感じることはありませんでした。サクサクとメールやSNSのチェックができ、快適に過ごせました。
マイソクは「格安固定回線」になり得るか?
1. マイソクと固定回線の違い
マイソクはmineoが提供するデータ通信プランで、主にモバイルデータ通信としての利用を想定しています。一方で、固定回線は自宅に設置されたルーターを通じて、安定した高速インターネット接続を提供します。マイソクが「格安固定回線」として使用可能かどうかを考える際には、次の要素を検討する必要があります。
- 速度の安定性: 固定回線は通常、より安定した速度を提供します。マイソクは12時から13時の間で速度制限がかかるため、この時間帯はLINEやメールチェック程度の軽い作業にしか向いていません。速度が低下するタイミングをどう活用するかが重要です。
2. スマホゲームやWindowsアップデートの場合
必要な速度: スマホゲームやWindowsのアップデートには、安定して10Mbps以上の速度が欲しいところです。特に、オンラインゲームや大規模なアップデートの場合、低速だとダウンロードが遅れるだけでなく、接続が途切れるリスクがあります。
12時から13時の制限: しかし、12時から13時の間は速度制限がかかり、32Kbpsまで速度が落ちる可能性があります。このため、この時間帯に重要な作業をすることは推奨されません。この点で固定回線の方が信頼性が高いです。
3. スマホゲームしない人やPCアップデートがない人
基本的な利用パターン: スマホゲームをしない人や、パソコンのアップデートが頻繁に行われない人には、マイソクの速度制限は大きな問題にならない可能性があります。テザリングや軽いタブレット使用、動画視聴、ブラウジングなどの用途であれば、マイソクは十分な速度を提供します。
動画視聴: 動画視聴については、特に問題はありません。
4. スマホのアップデートや大規模なダウンロード
アップデート時間の工夫: スマホやPCのアップデートが必要な場合、夜間やネットワークが空いている時間帯にスケジュールすることで、速度制限の影響を回避できます。これにより、日常的なネット利用への支障は少なくなるでしょう。
5. 楽天モバイルとの比較による節約効果
楽天モバイルの無制限プランとの比較: 楽天モバイルの無制限プランは3,218円ですが、mineoのスタンダードプランは990円と大幅に安いです。もし楽天モバイルの無制限プランを使っている場合、マイソクに乗り換えることで、月に1,000円以上の節約が可能です。特に、データ使用量が20GB以内で収まるなら、楽天モバイルの段階性プランと組み合わせることで、コストパフォーマンスをさらに向上させることができます。
6. まとめ
マイソクは「格安固定回線」として十分な選択肢になる可能性がありますが、次の点に留意が必要です。
- スマホゲームや大規模なアップデートを頻繁に行うユーザーには向いていません。
- 12時から13時の時間帯には速度が制限されるため、その時間帯に重要な作業を行わない工夫が必要です。
- 動画視聴やブラウジングには問題なく利用できます。
- 楽天モバイルなどのポケットWiFiプランを使っている場合、マイソクを併用することでコスト削減が期待できます。
もし、上記の条件を満たし、データ使用量が抑えられるユーザーには、マイソクは非常にコストパフォーマンスの高い選択肢となるでしょう。
まとめ
• mineoマイソク固定回線はどのようなユーザーにおすすめか?
mineoのマイソク固定回線は、次のようなユーザーに特におすすめです。
- 軽めの利用者: 日常的にインターネットを軽く利用するユーザー、たとえば、SNSやウェブブラウジング、メールチェックなどを主に行う方には最適です。
- 普段はスマホ中心で光回線を使いたくない人: 自宅での使用が主で、光回線の設置や月額料金を避けたいユーザーには、手軽な選択肢となります。特に、データ使用量が少ない方にはコストパフォーマンスが良好です。
• ヘビーユーザーには不向きか?
一方で、ヘビーユーザーには以下の理由から不向きといえます。
- 速度制限の影響: 特に12時から13時の時間帯に速度制限がかかるため、オンラインゲームや大規模なデータダウンロードが必要なユーザーにはストレスの原因となる可能性があります。
- 安定した接続が求められる利用: スマホゲームや動画視聴など、安定した高速インターネット接続を必要とする場合、固定回線の方が信頼性が高く、マイソクでは不十分かもしれません。
総じて、mineoのマイソク固定回線は、ライトユーザー向けのコスト効果の高い選択肢ですが、ヘビーインターネットユーザーには他の格安SiMやポケットWiFiを検討することをおすすめします。
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